《レポート》横浜市芸術文化教育プラットフォーム新井小学校

岩間市民プラザでは、毎年『学校プログラム』を通じて、様々な小学校へアーティストと共に伺い芸術のすばらしさを伝える活動を行っています。
子どもたちにもっと芸術を身近に、そして、新しい世界を知って視野を広げてもらうため、今回は保土ケ谷区にある新井小学校に伺いました。

本日のアーティストは尺八奏者の米澤浩さんと箏奏者の熊沢栄利子さん!
6年生の子どもたちに邦楽の響きを届けにやってきてくれました。
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見慣れない楽器を前にして一体何が始まるのかと興味津々の子どもたち
そして、始まったのは…なんとアニメのメドレー!
あ!これ、知ってる!!と子どもたちがざわめきます。

流れるような音色に乗せてメドレーが終わり、子どもたちの注目が集まったところで、米澤さんに邦楽器の成立や歴史のお話をして頂きました。
バッハやヘンデルが生まれる前にお箏が独奏楽器としての世界を確立していたというのは驚きです。
そして次の演奏はお箏の曲「六段の調」
作曲者は箏を独奏楽器に育て上げた八橋検校。
さっきとは打って変わって幽玄な日本古来の響きに耳を澄まします。
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お次は擬音語のお話。当たり前のように使っているけれど
日本語にはイメージを伝える言葉がたくさんあるということ。
そんなイメージを言葉ではなく、音で表した尺八の曲「鹿の遠音」
孤独な山中で呼びあう鹿たちの姿が浮かんでくるかのよう。
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そして宮城道雄作曲「春の海」
昔からの日本の音階で作られたこの曲は、箏と尺八でお正月に演奏されることでもおなじみです。
寄せては返す波の姿、風にあおられ飛び散るしぶき
さまざまな春の海の情景があらわれます。
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最後はの現代の音楽。日本の楽器を使ってこんな演奏もできるのか!と思わされる、かっこいい演奏。45分もあっという間、一心に音色に聞き入っていた子どもたち。
演奏が終わった後もそれぞれの思いを伝えにやってきてくれました。


staff:kuma
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by iwama-shiminplaza | 2016-02-02 09:27 | ★ブログ